考え方のコツ

今日もていねいに。を読んでから松浦弥太郎さんの本が気になり、「考え方のコツ」という本を手に取ってみました。

今まであまり著者の方を意識して本を読んでいくことはあまりしてこなかったので、

著者の名前から探して本を読むことは、久しぶりです。

今回は「考え方のコツ」で参考になること、真似してみたいことを書いていこうと思います。

1時間「思考の時間」を作る

松浦さんは1日の午前と午後に考える「思考の時間」を設けていて、

真っ白な大きな紙(A3くらい)に1時間の間アイデアを書き込んでいくそうです。

今日のテーマを先ずは考えて、それについて1時間紙に書いて視覚化してくようです。

思いついたことに身を任せて、それを紙にひたすら書いていきます。

それを午後は午前に考えたことをそこから深く考えていきます。

午後はアイデアを検証もする時間で、必要がない場合は早く切り上げます。

考える時間をしっかりとした環境と時間を設けることが大切だそうです。

考えることが大事なことは、諦めずに考えることだと書かれています。

家にたまたまA3のプリント用紙があったので試してみました。

普段は大きな紙に書き込んでいくということはあまりしていないので、

自由に考えを白い用紙に書き込んでいくと、考えていることもまとまる感覚がありました。

ただまだ新たにアイデアを生み出すことは難しく、訓練が必要そうです。

無印良品にもA3の画用紙が安く売っているのでそれを使ってみるのもいいかもしれません。

想像力を養う習慣を作る

想像力を養う訓練として2つの方法を本では書かれています。

1つ目は、観察することです。

「次はどうなるか」と普段の生活の中で周りの人を観察します。

例えで電車の中の人たちを観察して、その人の座っている姿勢、服装、表情、読んでいる本や仕草から

どんな仕事をしていたり、

今その人がどんなことを考えているのか、

どこへ行こうとしているのか、

何に悩んで何に楽しい

と思うのかと考えていると書かれています。

観察と想像を日常の中に組み込むことが大切だそうです。

2つ目は、良い生活習慣を大事にすること

仕事で大切なのは、何かを作り出すこと、創造することで

その創造をするためには幾度とも想像することが必要です。

その想像をするためには、自身が常に心身ともに健康的でないといけない。

松浦さんは、早寝早起き、腹六部目、運動、休息をしっかりされているそうです。

本には書かれてはいないですが、普段からマラソンをやられているそうです。

これらを日頃意識して習慣づけていきたいですね。

僕自身は普段家中心で仕事をしているので、

もっと外に出て周りを観察することを機会を増やしていこうと思いました。

確かに夜更かしをしてしまったり、食事を疎かにしてしまうと頭も体も動かないので

普段の生活を見直さないといけないです。

どんな立場でも経営者の意識を持つ

このグローバル社会において海外の方達と戦っていくには、

経営者としての意識を持つことで「自分で決める」機会を増やすことが大切だと書かれています。

これからはその人の能力で決まる成果至上主義になっていくので、

他と同じでいいという考え方ではなくて、自分で成果を出していかないといけない

そのためには人に言われたことをこなすのではなく、自分で何をするか決めていくことが必要だそうです。

どんな環境であろうとも一人のプレーヤーとして意識してくことが大事です。

僕自身もつい最近フリーランスとして仕事をするようになり、自身で決断することが多くなりました。

そしてわからないことも多くあり不安になることもあります。

ただ自分がどれだけやれるかワクワクするところもあります。

もっと世界の人と戦っていけるように、一人でやっていけるように

普段から考えることを大切にしていきたいです。

本書では他にも仕事や生活の中での考え方のコツが多くのことが書かれています。

読みやすくて参考になることは多いと思うので読んでみてはいかがでしょうか。

それではまた。