今日もていねいに。

その日は中目黒の気になっていた目黒川横にあるカフェのサンドイッチを食べに行った日のこと。

SIDEWALK COFFEE STANDというお店で、角にある小さなお店だけどおしゃれで結構目立つ印象のお店

サンドイッチは今まで食べた中で上位に来るほど美味しいサンドイッチでした。

とてもおすすめできるお店です。

その後近くにあったCOWBOOKSに寄りました。

今まで雰囲気いいなと思いながらも店内まで入らなかったお店。

その理由は、それまで自分があまり本に興味がなかったからかもしれない。

外には子供の絵本だったり、店内にはアパレル商品や普段見ない古本が綺麗に陳列されていた。

イームズのスツールに座って本が読めるテーブルが中央にあって他の古本屋さんとは雰囲気が違くで好きな空間でした。

面白いのが、その後に代官山の蔦屋でこのCOWBOOKSの代表の方の本をたまたま手に取って

その方の本を読むようになったことです。

その方は松浦与太郎さんです。COWBOOKSも松浦さんのこともよく知らなかったのですが、

文章の書き方がなんだか好きで彼の本を色々読んでみたいと思ってるこの頃です。

今回書くことは松浦さんの「今日もていねいに。」です。

この本は松浦さんが日々どのようなことを意識して過ごしているかを読みやすい長さでそれぞれまとめられていてます。

その中で僕が気になったことや真似してみたいことを共有します。

食事を適当に済ますのではなく、人の手で心のこもった食事を摂ろう

どうしても忙しい時や疲れている時は、食事を疎かにして適当にコンビニやインスタントで済ましてしまうものです。

僕自身も疲れて食事を作るのが面倒になると簡単な食事で済ましてしまうことがよくあります。

ですが、簡単な食事をしても心は満たされません。栄養も偏ってしまうこともあるでしょう。

「時間がないから」とか「お金がないから」という理由で適当に食事をするのではなく、

朝おにぎりを握って職場に出たり、その時間がないなら出来立てのサンドイッチなどが売っているカフェによるべきで、

心のこもった物を食べることでそこから幸せを感じることを大切にする。

なのでもし自分も周りの人も幸せにしたいのであれば、自身で食事を作ろうとのことです。

「今の自分が選べる中で、最良の食事は何か?」

歴史を学ぼう

歴史、過去から学べることは多くあり、過去の人物やできことから自身の人生の困難や試練のヒントにするというもの。

生きていくうちには、わからないこと、試練、悩み事が付き物ですが、歴史はその度に味方になってくれます。

自身の住んでいる近くの歴史を学ぶことでこの街の歴史とのつながりを感じることができる。

僕も最近地元に帰ってきたのですが、今まで近所の地元のことに無関心で知らないことが多くあることに気づきました。

地元の歴史はそれほど長いわけではなく、街ができた頃には何もない所だったと最近知りました。

近くで起きていることなのに知らないことが沢山あって、勿体無いことを今までしてたなと思い返すことができました。

昔から苦手意識のあった歴史ですが、少しずつ基本から学んでいこうと思えたお話でした。

めんどくさいと言わない

どうしてもめんどくさいと思ってしまうことは色々とあります。

なんでも便利で効率的な世の中になって、全部自動化してしまおうなんてことも考えてしまいます。

ただめんどくさいことを避けて生活してしまうと、楽しさを見逃してしまいます。

例えば掃除だったり、料理をめんどくさいと適当にするのではなく、手間暇をかけてやるとささやかな喜びを見出せるそうです。

めんどくさいけど同時に楽しいことだと忘れないでおくことが大切なのかなと思いました。

例として登山にめんどくさいと言ってヘリコプターを使って頂上に登るのと、

めんどくさいけど下から登ったほうが頂上に到達した時の景色の方が特別なものになると書かれていて、

確かに何でもかんでも便利に頼ってはいけないですね。

他にもたくさんのことが書かれていますが、今回はこのくらいにします。

松浦さんが日々大切にしていることを学ぶことができる良い本です。

おすすめします。